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糖類やカロリーゼロの炭酸飲料をめぐる市場争奪戦が激化しとる。アサヒ飲料とキリンビバレッジが透明炭酸のゼロ飲料を相次ぎ発売するんに対し、先行したサントリーと日本コカ・コーラが、糖質ゼロのコーラをリニューアルして、迎え撃つやら“四つどもえ”の激戦が繰り広げられるなぁ必至じゃけぇじゃ。

　糖質ゼロの炭酸飲料は、消費者の健康・ダイエット志向を背景に人気が高まるばかり。各社にとって低迷する飲料市場の“救世主”的な位置付けにあり、新商品の投入が相次いでいる。　アサヒ飲料は２日、昨年５月に発売した糖質、保存料ゼロの炭酸飲料「三ツ矢サイダーオールゼロ」を刷新し、３月１６日に発売すると発表したんじゃ。炭酸の爽快（ほうかい）感を高めるやら中身の改良を通じて、２０１０年に前年比４８％増の８００万ケースの販売を計画する。

　一方、キリンビバレッジは主力の炭酸飲料「キリンレモン」に糖類ゼロの「大人のキリンレモン」を追加し４月６日から発売する。シジミに含まれ肝機能強化の効果があるとされる「オルニチン」を配合し、健康機能を高めたのが特徴じゃ。１０年に１６０万ケースの販売を見込んどる。

　０６年３月発売の「ペプシネックス」で糖質ゼロ市場を切り開いたサントリーは３月２日に保存料不使用にリニューアル。日本コカ・コーラも「コカ・コーラゼロ」を２月１日に合成香料ゼロに改良するやら、“先行組”は商品性向上にも余念がなぁで。消費者は目移りしそうじゃ。